『ルドルフ・シュタイナー、希望のある読書』 2017年2月13日、18回2017年02月13日

 絵本の世界

  この間絵本を読んでいる。絵本を借りにさいたま市北図書館に通っている。
 『七歳までは夢の中』著者松井るり子さんが絵本について書いている書籍『ごたごた絵本箱』、『絵本いろいろお話いろいろ』、『絵本でほどいてゆく不思議』、『絵本をとおって子どものなかへ』などにもとずき絵本の世界に浸っている。
 今日も昨日借りてきた15冊の絵本を読んでいる。絵本の世界は一言で言えば希望のあるイメージが広がってくる。しかも力強く響いてくる。言わばルドルフ・シュタイナーの書籍のように希望ある読書である。
 絵本の世界の登場人物たちの友情や愛、勇気や英知、豊かさや貧困、約束と裏切り、競争と助け合い、希望や絶望、努力と壁、やり抜く力と挫折、困難や成功、施しや欲望、醜さや美しさ、喜怒哀楽シーン等々がある絵本世界の深奥には必ず希望が秘められている。絵本の世界はとてもすばらしい。年齢には関係なくどなたにも絵本を読むことをお勧めしたい。
 『ごたごた絵本箱』の本の最後に、松井るり子さんは絵本ベスト30を上げている。今はその30冊を読み終えて、本文で紹介しているその他の絵本に目を入れている。
 絵本について感想をひとつ一つ述べないけれど、大人特に高齢者は絵本こそ必須読書にしてほしい。子どもの視点を思い出す。子どもの心に帰る。そして世界や人生を再考する。絵本は大切な役割を秘めている。